水力発電について
日本の再生可能エネルギーの中で、大きな可能性が期待されているのが水力発電です。
日本の美しい山々に囲まれた環境と、この山々を流れる水の流れを巧みに利用したため多くの発電所は、山間部に設置されています。
水力発電のしくみについて説明します。
水が高いところから、低いところへ落ちるときの高速・高圧の水の流れを利用して発電機を回し、電気をつくるのが水力発電です。水力発電の種類には次のようなものがあります。
①貯水池式・・・
河川の水の量は、季節によって大きく変化します。春先や秋口の水の量が豊富で電力の消費量が比較的少ない時期に河川からの水を大きな池に貯め込んで夏や冬の電力の消費が多くなる時期にこれを使用する方式です。
②調整池式・・・
1日、あるいは1週間の間でも電力の消費量は、変化します。そこで、夜間や週末の電力の消費が少ない時間には発電を控えるようにして、河川水を池に貯め込むようにします。電力消費量に合わせて水量を調整する方式です。
③流れ込み式・・・
河川を流れる水を貯めないで発電に使用する方式です。
④揚水式・・・
ピーク時に対応する発電方式です。上部、下部に位置する2つの池と発電所から構成されます。昼間の電力消費のピーク時には、上の池に貯められた水を下の池に落として発電を行います。電力消費の少ない夜間に下の池に貯まった水を上の池にくみ揚げます。そして、再び昼間の発電に備えます。
水力発電のメリットは、発生するエネルギーの80パーセントを電気に変える事が可能な点と他の発電方式に比べるとCO2の排出量が少ない点です。
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