太陽熱について
太陽のエネルギーの利用方法には、2通りあります。
熱的に利用する方法とエネルギーを直接電気エネルギーに変換して利用する方法です。今、注目されているソーラーシステムや太陽熱温水器などは、熱的に利用するものです。太陽光発電(太陽電池)は、直接変換して利用するものになります。
太陽の熱を利用する機器には、太陽熱を集めて温水を作る太陽熱温水器と太陽熱集熱器があります。太陽熱を集める集熱器の中でもソーラーシステムは、集熱器とお湯を貯める部分がそれぞれ分離しています。
しかし、太陽熱温水器は、集熱器とお湯を貯める部分が一体になっています。ソーラーシステムには、水式集熱器と空気式集熱器があります。そして水式集熱器は、自然循環型と強制循環型の2種類に分類することができます。
天気のいい日には、太陽熱温水器で約60℃の温水が作られます。家庭で使う暖房や給湯は十分まかなえる温度です。冬でも冷たい水から温水を作るより燃料は、少なくてすみます。設置の価格も手ごろです。使用も難しくありません。
太陽熱を利用したシステムのメリットです。
①ソーラーシステムの導入により約340Lの原油が節約でき、600~700kgのCO2が削減できます。
②太陽光発電に比べ設置コストが安くすみます。
③無限の太陽エネルギーが効率よく使えます。エネルギー変換効率が良く、太陽エネルギーを熱のまま利用できます。
④多くの自治体で機器の設置に対して補助事業が展開されています。
今後は、戸建住宅以外の福祉施設や学校やプールなどの公共施設への導入が考えられています。
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